ラスカンパナス天文台(読み)ラスカンパナステンモンダイ

デジタル大辞泉 「ラスカンパナス天文台」の意味・読み・例文・類語

ラスカンパナス‐てんもんだい【ラスカンパナス天文台】

Las Campanas Observatory米国の科学財団、カーネギー研究所が運用する天文観測施設。チリ、ラスカンパナス山に設置。主力観測設備はマゼラン望遠鏡。後継巨大マゼラン望遠鏡建設が進んでいる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のラスカンパナス天文台の言及

【天文台】より

…また,メキシコには,65cmシュミット望遠鏡(1949完成)が主力のトナンチントラ天文台がある。
[南半球の天文台]
 南アメリカのチリのアンデス山中には,すでに述べたヨーロッパ南天天文台が1964年ラ・シヤに創設されたほか,アメリカ連合天文台が1962年セロ・トロロに,またカーネギー研究所所属のラス・カンパナス天文台が1971年に設置された。前者には4m,1.5m,1mの反射望遠鏡と60cmのシュミット望遠鏡,後者には2.5mと1mの反射望遠鏡があって,いずれも活躍している。…

※「ラスカンパナス天文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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