現代外国人名録2016 「ラデクバボラーク」の解説
ラデク バボラーク
Radek Baborák
- 職業・肩書
- ホルン奏者,指揮者 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ホルン奏者
- 国籍
- チェコ
- 生年月日
- 1976年
- 出生地
- チェコスロバキア・バルドゥビツェ(チェコ)
- 学歴
- プラハ音楽院
- 受賞
- ジュネーブ国際音楽コンクール第1位,ミュンヘン国際音楽コンクール第1位〔1994年〕
- 経歴
- 8歳でホルンを習い始め、ティルシャルに師事。ジュネーブ国際音楽コンクールや1994年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝など早くから国内外の多数のコンクールで優勝。18歳でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席ホルン奏者になり、2年後にドイツに移り、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者に。各地で演奏会を開催するほか、イタリアで教鞭を執る。’98年長野五輪での「第9」のソロのほか、サイトウ・キネン・オーケストラとの共演をはじめ各種リサイタルを行う。’99年ツアーで来日。2003年よりベルリン・フィルの首席ホルン奏者を務める。2007年夏、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第4、5番ほかを自身でホルンに編曲した版のCD(エクストン)をリリース。指揮者として、チェコ・シンフォニエッタを創設。2014年新日本フィルでホルンと指揮、両方を披露する。現代最高のホルン奏者の一人。“バボちゃん”の愛称を持つ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報