ラデランバナデロ(その他表記)Laderan Banadero

デジタル大辞泉 「ラデランバナデロ」の意味・読み・例文・類語

ラデラン‐バナデロ(Laderan Banadero)

サイパン島北部、マッピ山北側の断崖太平洋戦争中の昭和19年(1944)、米軍の降伏勧告に応じなかった日本兵や民間人自決した地として知られ、スーサイドクリフ自殺の崖)ともよばれる。現在は平和記念公園として整備され、観音像と十字架がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「ラデランバナデロ」の解説

ラデランバナデロ【ラデランバナデロ】
Laderan Banadero

アメリカ自治領の北マリアナ連邦サイパン島、マッピ山の頂近くにある断崖絶壁。◇旧名称の「スーサイドクリフ」は「自決の崖」という意味。バンザイクリフ同様、太平洋戦争時に多くの日本人軍人や民間人が自決したり、断崖から身を投げたりした場所である。崖下ジャングルには、数多くの遺骨が今も眠っているという。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む