平和記念公園(読み)ヘイワキネンコウエン

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

平和記念公園

被爆当時は繁華街で、約6500人が暮らしていたと推定される。原爆投下から4年後の1949年に制定された広島平和記念都市建設法に伴って原爆死没者の慰霊と恒久平和を祈る都市公園(約12万平方メートル)への再生が決まり、56年に完成した。世界遺産・原爆ドーム、原爆死没者慰霊碑、原爆の子の像広島平和記念資料館などがある。

(2016-04-11 朝日新聞 夕刊 1社会)

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日本の地名がわかる事典の解説

〔広島県〕平和記念公園(へいわきねんこうえん)


広島市中区中島町にある公園。中央大通りを底辺に、太田(おおた)川と元安(もとやす)川に挟まれた三角地。1945年(昭和20)8月6日の原子爆弾投下の爆心地といわれ、恒久平和を祈願して開設された。毎年8月6日、平和祈念式が行われる平和広場、被爆死者の過去帳が収められた原爆慰霊碑、平和記念資料館(原爆資料館)・原爆の子の像などがある。元安川対岸の相生(あいおい)橋の東にある原爆ドームは焼け跡に残った広島県産業奨励館の鉄骨ドームを保存、1996年(平成8)12月、世界遺産(文化遺産)に登録された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

平和記念公園
へいわきねんこうえん

広島市の心部、中区中島町にある公園。太田川(本川)と元安(もとやす)川に挟まれた地で、第二次世界大戦前は広島市の繁華街であったが、1945年(昭和20)8月6日の原子爆弾投下の爆心地に近く、居住者のほとんどが死亡した。戦後、市はこの地区を平和記念公園とすることとし、原爆死没者慰霊碑、広島平和記念資料館、広島国際会議場などを設置した。慰霊碑前には平和広場がある。慰霊碑には平和への願いを込めた碑文や死没者の過去帳が収められている。毎年8月6日、平和広場に広島市民をはじめ、世界各地から多数の人が集まり、平和祈念式が行われる。公園の北には休憩所となった元燃料会館が焼け残り、元安橋も残っている。元安川対岸には原爆ドームがある。[北川建次]

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