ラベンスキフ(その他表記)Boris Ivanovich Ravenskikh

改訂新版 世界大百科事典 「ラベンスキフ」の意味・わかりやすい解説

ラベンスキフ
Boris Ivanovich Ravenskikh
生没年:1914-80

ソ連邦演出家メイエルホリド弟子。1960年からモスクワプーシキン劇場,70年からマールイ劇場の主席演出家。音楽をふんだんに使い,舞踊の要素も取り入れた鮮明な形式の演出が特徴。代表作に《闇の力》(1956),《開かれた処女地》(1964),《劇的な歌--鋼鉄はいかに鍛えられたか》(1971),《わが青春の鳥よ》(1972),《皇帝フョードル・ヨアノビチ》(1973)などがある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android