ラマドレーヌ(その他表記)La Madeleine

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改訂新版 世界大百科事典 「ラマドレーヌ」の意味・わかりやすい解説

ラ・マドレーヌ
La Madeleine

フランス南西部,ドルドーニュDordogne県にある旧石器時代遺跡。マドレーヌ期ないしマドレーヌ文化名称はこの遺跡に由来する。1863-64年にラルテ発掘を行い,マンモスを線刻した骨棒を見いだし,それを旧石器時代のものとしたが,専門学者の同意を得ることができなかった。その後1911-12年にペイロニが発掘調査し,多く投槍器指揮棒などを見いだした。
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世界大百科事典(旧版)内のラマドレーヌの言及

【ラルテ】より

…フランスの考古学者。1834年の,フランス南西部,ジェール県サンサンSansanの発掘以来,オーリニャック(1860)やラ・マドレーヌ(1863‐64)などの諸遺跡を発掘調査して,後期旧石器時代文化研究の基礎を築いた。とくにラ・マドレーヌ出土のマンモスを刻んだ骨棒が旧石器時代に属することを明らかにし,氷河時代美術発見者の栄誉をになう。…

※「ラマドレーヌ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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