普及版 字通 の解説
24画
(異体字)
19画
[字訓] いつわる・そしる・あざむく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は闌(らん)。闌に物をさえぎる意がある。〔説文〕三上に「抵(ていらん)するなり」(段注本)とあり、〔漢書、文三王、済川王明伝〕に「王、陽(いつは)りてとして抵す」とあり、口実を設け、偽って拒絶することをいう。〔玉〕に「誣言もて相ひ加被するなり」とみえる。
[訓義]
1. いつわる、かくす。
2. そしる。
3. あざむく、ごまかす。
4. 諫と通じ、いさめる。
5. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 モノガタリ・マコト
[熟語]
言▶・辞▶
[下接語]
・抵・謾
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報