ラング石(読み)ラングせき

最新 地学事典 「ラング石」の解説

ラングせき
ラング石

langite

化学組成Cu4(SO4)(OH6・2H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群Pc, 格子定数a0.7118nm, b0.6034, c1.1209, β90.02°, 単位格子中2分子含む。板状~葉片状結晶の皮殻状~土状集合。天青~青緑色,半透明,ガラス~絹糸光沢劈開{001}に完全,{010}に明瞭。硬度2.5~3,比重3.28。薄片では黄緑~天青色,屈折率α1.654, β1.713, γ1.722, 2V(-)70°。ローウォルファイト(wroewolfeite)とは同質二像。銅の硫化物を含む鉱床の酸化帯に石膏・ブロシャン銅鉱などに伴ってふつうに産する。ローウォルフェ石はもちろん,化学組成がきわめて似ているポスンジャック石およびプロシャン銅鉱とは外観が類似しているので,肉眼的な識別は不可能。名称はオーストリア人結晶物理学者V.v.Lang(1838~1921)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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