ランシマン(英語表記)Runciman, Walter, 1st Viscount of Doxford

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランシマン」の意味・わかりやすい解説

ランシマン
Runciman, Walter, 1st Viscount of Doxford

[生]1870.11.9. ダーラムサウスシールズ
[没]1949.11.14. ノーザム,ドックスフォード
イギリスの政治家。富裕な船主の息子。ケンブリッジ大学卒業。 1902~18,24~31年自由党議員。 31~37年自由党挙国派議員。 37年子爵。 14~16,31~37年商相。 31年以降自由貿易主義から保護関税主義に転じ,32年オタワ帝国関税会議に出席。 38~39年枢密院議長。 38年のズデーテン帰属問題 (→ミュンヘン会談 ) でチェコスロバキア派遣使節団団長をつとめ,ズデーテン・ドイツ人の民族自決を認めるランシマン報告を発表。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android