ランラン(その他表記)Lenglen, Suzanne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランラン」の意味・わかりやすい解説

ランラン
Lenglen, Suzanne

[生]1899.5.24. コンピエーニュ
[没]1938.7.4. パリ
フランスのテニス選手。1920年代の女子テニス界で,最も優れた選手の一人だった。1919年からプロに転向した 1926年までアマチュア選手として活躍し,アマチュア女子テニス界に君臨した。1919年にウィンブルドン選手権大会の 2種目(女子シングルスと女子ダブルス)で初優勝を飾ったのち,5連覇を達成。さらに,1925年に 6度目の 2種目優勝を果たした。ウィンブルドン選手権混合ダブルスを 3回制した。全仏選手権大会(→全仏オープン)では,女子シングルスで 6回(1920~23,1925~26),女子ダブルスと混合ダブルスでそれぞれ 2回(1925~26)の優勝を果たした。1920年にアントウェルペンオリンピック競技大会に出場し,女子シングルスと混合ダブルスで金メダルを獲得。世界ハードコート選手権大会でも女子シングルス 4勝,女子ダブルスと混合ダブルスでそれぞれ 3勝を上げた。動きやすいプリーツスカートなど大胆な服装で,力強くてスピードのあるプレーを展開してファンを魅了,1920年代の優雅な女子テニスを一新させた。

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デジタル大辞泉プラス 「ランラン」の解説

ランラン

東京都台東区、東京都恩賜上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダメス。1968年ごろ中国生まれ。1972年、中国との国交回復を記念して来園。一大パンダブームが巻き起こり、パンダ舎の前には連日長蛇の列ができた。1979年死亡。

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