普及版 字通 の解説
13画
[字訓] はずかしめる・ころす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(りよう)。に戮(りく)の声があり、と字義が近い。〔説文〕八上に「癡(ち)の行くこと、たるなり」とは、行動の緩慢な意であろう。また「一に曰く、且(いささかしばらく)なり」とするが、ともにその用義例なく、辱・殺の意に用いる。
[訓義]
1. はじ、はずかしめる。
2. 戮と通じ、ころす。
3. ゆるやか。
4. いささか、しばらく。
[熟語]
譴▶・尸▶・死▶・市▶・笑▶・辱▶・人▶・民▶・▶・力▶・頼▶
[下接語]
笑・・擯
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報