C40H56(536.88).植物界に広く分布し,量的にもかなり多く,もっとも重要なカロテノイドの一つ.果実に多く見いだされる.トマトLycopersicum esculentum(ナス科),スイカCitrullus vulgaris(ウリ科),ナワシログミElaeagnus pungens(グミ科)などの赤紅色は,この色素の存在による.試料を脱水し,有機溶媒で抽出して単離すると得られる.赤紫色の針状晶.融点175 ℃.λmax 446,472,505 nm(log ε 5.08,5.27,5.23).クロロホルム,二硫化炭素,ベンゼンに可溶,メタノール,エタノールに難溶.種々のカロテノイドの生合成中間体である.[CAS 502-65-8]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...