リコペン

化学辞典 第2版 「リコペン」の解説

リコペン
リコペン
lycopene

C40H56(536.88).植物界に広く分布し,量的にもかなり多く,もっとも重要なカロテノイドの一つ.果実に多く見いだされる.トマトLycopersicum esculentum(ナス科),スイカCitrullus vulgaris(ウリ科),ナワシログミElaeagnus pungens(グミ科)などの赤紅色は,この色素の存在による.試料を脱水し,有機溶媒で抽出して単離すると得られる.赤紫色の針状晶.融点175 ℃.λmax 446,472,505 nm(log ε 5.08,5.27,5.23).クロロホルム二硫化炭素ベンゼンに可溶,メタノール,エタノールに難溶.種々のカロテノイドの生合成中間体である.[CAS 502-65-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「リコペン」の解説

リコペン

 C40H56 (mw536.89).

 リコピンともよむ.カロテノイド色素の一つ.トマトの色素はこの化合物が主たるもの.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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