ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グミ科」の意味・わかりやすい解説
グミ科
グミか
Elaeagnaceae
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双子葉植物、離弁花類。落葉または常緑の低木、小高木または藤本(とうほん)。全体に赤褐色または銀白色の鱗状毛(りんじょうもう)がある。葉は単葉で全縁または刺(とげ)状の鋸歯(きょし)がある。花は両性または単性。花弁がなく、萼(がく)は筒状で4裂する。雄しべは普通は4本、萼筒の上部につく。雌しべ1本、子房は上位、基部から上向きにつく1個の胚珠(はいしゅ)をもつ。果実は堅果で肉質の萼筒に包まれて液果状。おもに北半球の温帯に分布し、3属50種ほど知られる。日本にはグミ属16種が分布する。
[山崎 敬 2019年11月20日]
APG分類でもグミ科とされる。
[編集部 2019年11月20日]
…直立または半つる性のグミ科の1属。若枝,葉などに特徴的な星状鱗片を密布する木で,実は赤く熟し,多くの種では食べられる。…
※「グミ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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