リズム体操(読み)りずむたいそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リズム体操」の意味・わかりやすい解説

リズム体操
りずむたいそう

運動の形式よりも動きのリズムと表現に重点をおいた自然で総合的な体操。したがって局部的な運動より全身運動を主体として構成され、とくに内面的感覚の自然な表現が重要なねらいの一つになっている。小学校低学年では、リズム感覚の修得と表現力の養成を目的に「リズム遊び」「リズム体操」とよぶ自然運動を行っている。日本体操協会では、1963年(昭和38)全国民の体位向上と健康の保持増進を目的として、老若男女を問わず「いつでも・どこでも・だれでも楽しく行うことのできる体操、健康で明るい暮らしをつくる体操」の意図をもって、作曲・振付けしたリズム体操を発表している。

[上迫忠夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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