リソソーム代謝異常症(読み)リソソームたいしゃいじょうしょう(その他表記)Lysosomal disorder

六訂版 家庭医学大全科 「リソソーム代謝異常症」の解説

リソソーム代謝異常症
リソソームたいしゃいじょうしょう
Lysosomal disorder
(遺伝的要因による疾患)

どんな病気か

 リソソームは、細胞内で不要な物質を消化する役割を果たし、全身のすべての細胞に存在しています。そのなかひとつの酵素のはたらきが低下すると、リソソーム内に分解できない物質が蓄積されて発症します。

 そのなかで、脂質ムコ多糖臓器に蓄積される場合、それぞれリピドーシスムコ多糖症といわれ、数多くの病型が知られています。

岡野 善行

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

関連語 病気

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む