リチア電気石(読み)リチアでんきせき

最新 地学事典 「リチア電気石」の解説

リチアでんきせき
リチア電気石

elbaite

電気石上族,Xサイトアルカリ族,アルカリ亜族2に分類される鉱物エルバイトとも。化学組成Na(Li1.5Al1.5)Al6(Si6 O18)(BO33OH3(OH)。三方晶系,空間群R3m。鉄電気石(schorl)との間には連続固溶体があるが,苦土電気石とは固溶体をつくらない。格子定数a1.580~1.593nm, c0.709~0.713, 単位格子中3分子含む。両錐形異極像の柱状結晶であるが,底単面{0001}・{0001}を示すものもある。色は濃緑・黄緑・青・紅・無色と多様。ガラス光沢。色彩鮮明で透明な紅電気石(rubellite)・青(indicolite)・緑(verdelite)・無色(achroite)は宝石とされる。劈開{1120}・{1011}に不明瞭。硬度7,比重2.89~3.10。一軸性負,屈折率ω1.633~1.651, ε1.615~1.630。吸収はO>Eで,多色性顕著。焦電性,圧電性顕著。花崗岩ペグマタイトおよびグライゼンに産する。類縁鉱物にNaをCaが置換したリディコート電気石がある。結晶形態・色・比重などきわめて類似し,肉眼では区別しがたい。

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参照項目:電気石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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