20世紀西洋人名事典 「リチャードウィルソン」の解説
リチャード ウィルソン
Richard Wilson
1920 -
作家。
アメリカのSF作家。1950年代にデビューした。初期の長編には、得意なユーモアや皮肉を混じえ、代表作として「第五惑星の娘たち」(’55年)や「かくして町は離陸した」(’60年)などがある。初期作品には無器用なものがあったが、後期になると名文家と称され、特に有名なのにネビュラ賞を受賞した「世界の母」(’68年)という短編がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報