岩石学辞典 「リフト・ゾーン」の解説 リフト・ゾーン 大型の楯状火山の山腹に特徴的に見られる細長い割れ目地形で,この地帯に沿って噴火が起こる.幅は数km以下で長さは数10km程度で,山の頂上から側面を通って海面レベル以下まで延びている.リフト帯の表面は噴石丘や熔岩滴丘(spatter cone),スパッター・ランパート(spatter rampart)と火口,熔岩丘,スコリア丘などが線状に見られる.深い部分は無数の岩脈群で占められる[Macdonald & Orr : 1950, Wentworth & Macdonald : 1953,片山ほか : 1970]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報