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噴石丘 ふんせききゅう cinder cone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

噴石丘
ふんせききゅう
cinder cone

火口から噴出した多孔質の火山岩片が堆積した小規模な火山体。岩片が軽石の軽石丘,スコリア岩滓丘などと明瞭な区別をつけにくく,まとめて砕屑丘という。砕屑丘はホマーテと同義。

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デジタル大辞泉の解説

ふんせき‐きゅう〔‐キウ〕【噴石丘】

主として噴石が積み重なってできた火砕丘。噴出物の違いによりスコリア丘火山灰丘などとよばれる。

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岩石学辞典の解説

噴石丘

火山灰とスコリアなど主に噴石からなる火山砕屑丘[Cotton : 1944, Wentworth & Macdonald : 1953].火山岩屑のみよりなる円錐形火山で,一般に小規模で大火山の寄生の火山として形成されることが多い.火山岩滓小丘(scoria mound)[Cotton : 1944],クリンカー小丘(clinker mound)[Combe : 1951].

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大辞林 第三版の解説

ふんせききゅう【噴石丘】

噴石が火口付近に集積してできた円錐丘。岩滓丘。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

噴石丘
ふんせききゅう

爆発型噴火、おもにストロンボリ式噴火(小爆発反復)で噴出された溶岩や既存岩石の大小の破片(火山砕屑(さいせつ)物)だけで形成された円錐(えんすい)形の小丘。火砕丘の一つ。構成物によって、スコリア丘、タフコーン(火山灰丘)などともいう。伊豆半島の大室(おおむろ)山や阿蘇(あそ)の米塚(こめつか)が好例。形は成層火山に似るが、規模は概してはるかに小さく、比高300メートル程度以下で、比較的、侵食されたり、崩壊したりしやすい。高さのわりに火口が大きい緩い傾斜の外斜面をもつ噴石丘はタフリング(円形火口の周囲に高度の低い縁(ふち)をもつ火砕丘)、マール(水際に発達する円形火口で、その縁にほとんど堆積(たいせき)物を伴わないもの)あるいは臼(きゅう)状火山(ホマーテ)とよばれるが後者は現在は用いない。タフリングやマールは、海岸や地下水面が浅いところで、マグマ水蒸気爆発によって、横方向にも火山砕屑物が放出されて形成されたものである。ハワイのオアフ島にあるダイヤモンド・ヘッドがタフリングの好例で、桜島火山東麓(とうろく)の鍋(なべ)山などもこの類の火山である。[諏訪 彰・中田節也]

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世界大百科事典内の噴石丘の言及

【火山】より

…1回の活動によってできたこのような形の火山はマールmaarと呼ばれる。弱い爆発が続いて,火口の周囲に噴出物が積もり,円錐状の小丘ができたものは砕屑丘(火山砕屑丘)pyroclastic coneと呼ばれ,噴出物の違いでスコリア丘(噴石丘),火山灰丘,軽石丘がある。ふつうは比高200~300m程度以下で,頂上には比較的大きな火口がある。…

【砕屑丘】より

…一般に基底直径1km以下,比高200m以下と小型で,1輪廻の噴火で側火山や中央火口丘として生じるが,群在する例もある。火山砕屑物の種類によってスコリア丘(噴石丘),軽石丘,火山灰丘に三大別される。この順序で,山腹傾斜が減少し(スコリア丘で約30度),また火口が相対的に大きく,爆発程度が強く,個数が少なくなる。…

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