普及版 字通 「リン・い・いぐさ」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] い・いぐさ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(りん)。〔説文〕一下に「(くわん)の屬なり」、〔玉〕に「に似て細く、席と爲すべし」とあって、いむしろに作るもの。〔墨子、号令〕に、城上より落下させる「石」のことがみえ、重さ二十斤、機を用いて発する。〔漢書、李広伝〕に「壘石」に作り、その仮借字であろうという。また雷石の名がある。
[訓義]
1. い、灯心草、いぐさ。
2. なげいし。
3. (りん)と通じ、ふむ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 己毛久佐(こもくさ)〔和名抄〕 辨色立に云ふ、鷺尻刺(さぎのしりさし)〔名義抄〕 ヰ・ヰグサ・スル/馬 カキツバタ〔立〕 ヰ、ヰクサ。己毛久佐(こもくさ)
[熟語]
席▶・草▶・▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報