スウェーデン南部、イョータランド地方の工業都市。人口13万4039(2001)。ロクセン湖の南岸に位置する。イョータ運河によってバルト海に通じ、ヨーロッパ道4号線が東西に走る交通の要地。航空機、機械、木材などの工業がある。12世紀より司教座の所在地として宗教的中心地となった。また国王シギスムンド3世(ジグムント3世、在位1592~1599)と王の叔父カール9世Karl Ⅸ(1550―1611、在位1599~1611)との争いで、当地の広場が王党派の処刑の場となった(1600年、リンチョーピングの血浴)。工業都市としての発展は19世紀の運河と鉄道開通以後である。大聖堂と国立大学がある。
[中島香子]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...