スウェーデン南部、バルト海からベッテルン湖を経てベーネルン湖に至る運河。全長190.5キロメートル、うち運河部分は87キロメートル。さらにベーネルン湖から南へ流れ出るイョータ川によってイョーテボリに通じ、バルト海とカテガット海峡とを結ぶ水路をなしており、その総延長は388キロメートル。16世紀、グスタフ1世(バーサ王)、ブラスク司教により、内陸部を貫通して東西の海岸を結ぶ水路建設案が出されて以来、歴代国王の懸案となり、一部は完成したが、1800年トロルヘッテ運河の開通に伴い計画が本格化した。B・B・v・プラーテン伯爵は近代工業化のため運河の経済的効果が尽大だと主張し、1809年の国会は建設工事を承認、翌年工事が着手され、32年に竣工(しゅんこう)した。しかし、その後、鉄道を主とした陸上交通や大型蒸気船などが急速に発達したため、その効果は発揮されなかった。
[清原瑞彦]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...