リンドグレン(読み)りんどぐれん(その他表記)Waldemar Lindgren

最新 地学事典 「リンドグレン」の解説

リンドグレン

Lindgren, Waldemar

1860.2.14~1939.11.3 スウェーデン→米国 スウェーデンのカルマー地方に生まれる。父は同地方の地主判事,母は有名な神学者の娘。10歳のときに地質学等を学び,フライベルク鉱山学校卒業後1883年に米国に移住。1915年まで米国地質調査所に籍を置いた。1912年以降マサチューセッツ工科大学教授。彼は鉱床形成と火成活動との関係,物理・化学的環境の解明等を重視,各種鉱床の研究を精力的に行った。また,鉱床の成因的分類を体系化した。19年に不朽名著『Mineral Deposits』を刊行,さらに33年にはEconomic Geologyの『Lindgren Vol-ume』を出版。参考文献L.C.Graton(1939) Econ. Geol.,Vol.34:850a

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山田

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リンドグレン」の意味・わかりやすい解説

リンドグレン
りんどぐれん
Waldemar Lindgren
(1860―1939)

アメリカの地質学者。スウェーデンのカルマルに生まれる。当時世界的に名のあったフライベルク鉱山大学で学んだのち、アメリカに渡り地質調査所に入った。1912年マサチューセッツ工科大学の主任教授となる。広い経験に基づいて、鉱床の分類、形成の原因について優れた研究を行った。彼が著した『鉱床学』(1913)は学問進歩に伴って幾度か改定された(第4版1933)が、長く世界の鉱床学徒の指導的な教科書となった。またアメリカ地質学会会長ともなり、鉱床学にとどまらず広く地質学の発展に寄与した。

[木村敏雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「リンドグレン」の解説

リンドグレン

生年月日:1860年2月14日
アメリカ(スウェーデン生まれ)の地質学者
1939年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリンドグレンの言及

【人工生命】より

…シムズK.Simsはロボットの形態や神経系を遺伝的に発生させ,箱を奪い合うコンテストの成績により進化させた。リンドグレンK.Lindgrenは通信路に雑音が入る繰り返し〈囚人のジレンマ〉ゲームを行うエージェントを進化させ,進化には終りがない場合があることを示した。 人工生命研究の影響は,いくつかの関連分野へ波及した。…

※「リンドグレン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む