リン蛋白質(読み)リンたんぱくしつ(その他表記)phosphoprotein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リン蛋白質」の意味・わかりやすい解説

リン蛋白質
リンたんぱくしつ
phosphoprotein

アミノ酸のみの結合によって構成される単純蛋白質中のセリンまたはスレオニンのようなヒドロキシアミノ酸残基の水酸基リン酸とがエステル結合しているもので,複合蛋白質一種乳腺肝臓で生成され,発育中の生体に対するリンの補給源とみられている。乳中のカゼインはその例であり,卵黄,卵白などにも含まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む