日本大百科全書(ニッポニカ) 「リービヒ冷却器」の意味・わかりやすい解説 リービヒ冷却器りーびひれいきゃくきLiebig condenser 蒸留において、加熱発生した蒸気を冷却して液化させる機能を果たす化学実験用器具。1831年にドイツのリービヒが創案した冷却器である。細長いガラス管に冷却水の注水および排水管をつけた太いガラス管をかぶせた基本構造をもつ。沸点の比較的低い液体に対しては、還流冷却器としても使われる。[岩本振武][参照項目] | 化学実験 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例