リーベック角閃石(読み)リーベックかくせんせき(その他表記)riebeckite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リーベック角閃石」の意味・わかりやすい解説

リーベック角閃石
リーベックかくせんせき
riebeckite

曹閃石ともいう。 Na2(Fe2+)3(Fe3+)2Si8O22(OH,F)2 。鉄(II)をマグネシウム(II)が置換したものを,マグネシウム (あるいはマグネシオ) リーベック角閃石という。単斜晶系。黄,褐色,緑色の柱状結晶。比重 2.97~3.45,硬度5~6。熱変成作用を受けた石灰岩,スカルン中に,またアルカリ火成岩類の熱水変質物として,あるいは火成岩中の鉱脈に産出する。

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