20世紀西洋人名事典 「リーモーガン」の解説
リー モーガン
Lee Morgan
1938.7.10 - 1972.2.18
米国のジャズ奏者。
ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
自己のバンドで演奏後、ピッツバークのクラブでアート・ブレイキー、ディジー・ガレスビーと共演するなど天才ぶりを発揮して注目され、1956年ディジー・ガレスビー楽団に入団。’58年にはアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに参加し、一躍人気者となる。健康を害して一時的第一線を離れるが、’63年「サイドワインダー」で復帰。’64〜65年再びジャズ・メッセンジャーズで活動後、自己のグループを率いて活動を続けていたが、’72年ニューヨークのクラブ出演中に元愛人にピストルで撃たれて悲劇的な死を迎える。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報