20世紀西洋人名事典 「ルイスボス」の解説
ルイス ボス
Lewis Boss
1846 - 1912
米国の天文学者。
元・デュドレー天文台長,元・ニューヨーク州産業監督官,元・アストロノミカル・ジャーナル編集長。
1872年北米測量の天文助手となり、星の表の比較から誤差を正すための表と、500星の位置、固有運動のカタログを作成。1876年デュドレー天文台長に就任し、多くの星表の比較、分析に取り組む。1881年彗星の軌道計算を行った。1882年チリに金星太陽面通過写真撮影のため遠征。1883〜96年ニューヨーク州産業監督官。1897年アストロノミカル・ジャーナル編集長。1889年アメリカ科学アカデミー会員に選ばれ、1905年王立天文学会金賞、’11年にはパリ科学アカデミー・ラランド賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報