改訂新版 世界大百科事典 「ルフィニャック」の意味・わかりやすい解説 ルフィニャックRouffignac フランス南西部,ドルドーニュ県の村。人口約1600。旧石器時代の洞窟遺跡がある。壁画は1956年にフランスのヌジエL.Nougierが発見し,その真偽をめぐってブルイユ派とブランS.Blanc派との間で論争がおこった。黒の単色または線刻でマンモス,サイ,馬,ヤギ,ビゾンがあらわされ,いずれもマドレーヌ期のもので,とくに粗略に描かれた黒のデッサンはマドレーヌ期初期に属する。執筆者:木村 重信 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by