ルリタマアザミ(読み)るりたまあざみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルリタマアザミ」の意味・わかりやすい解説

ルリタマアザミ
Echinops ritro; small globe thistle

キク科エキノプス属の多年草。東ヨーロッパから西アジアにかけて自生する。葉は羽状に深裂し,鋸歯縁でとげがある。茎は中間ぐらいのところで分枝し,茎頂に直径3~5cmの球形の頭状花をつける。花色は淡青紫色または白色草丈は 70~120cmになる。切り花や花壇用に栽培されるほか,ドライフラワーにもなるが花色は残らない。5~6月頃種子をまく。耐寒性が強く,日当りと水はけのよい場所に適する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルリタマアザミ」の意味・わかりやすい解説

ルリタマアザミ
るりたまあざみ

エキノプス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android