ヨーロッパのルーマニアでおこる地震。バルカン半島北東部に位置するルーマニアは、アフリカ大陸とユーラシア大陸の衝突の場であり、大地震が頻発する。これらの地震の特徴は、ブランシア地方を中心とした比較的狭い地域に発生する深発型の地震(震源の深さ百~百数十キロメートル)であることである。歴史地震からみたマグニチュード(M)7以上の大地震の発生頻度は、100年間に2~3回ときわめて高い。1977年3月4日の大地震(M7.2)もその一つで、震央から約160キロメートル離れた首都ブクレシュティ(ブカレスト)をはじめ、400キロメートルも離れた地域にまで大被害をもたらした。
[脇田 宏]
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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