20世紀西洋人名事典 「レオシロタ」の解説
レオ シロタ
Leo Sirota
1885.5.4 - 1965.2.25
ソ連(ロシア),日本,米国のピアノ奏者。
元・セント・ルイス音楽院教授。
キエフ生まれ。
5歳でパデレウスキーの弟子となり、ベテルブルグ音楽院及び大学で学び、さらにウィーンでブゾーニに学ぶ。独奏者として活躍。1928年に初来日し、’29年再び来日して、以後演奏活動と共に、’31年から東京音楽学校で教鞭をとった。門下生に永井進、豊増昇らがおり、日本の多くのピアニストを育成した。またヴェルクマイスターと共に室内学を広めた。第二次大戦の終戦直後に米国に移住しセント・ルイス音楽院教授となり、ニューヨークで死んだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報