デジタル大辞泉 「レット症候群」の意味・読み・例文・類語 レット‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【レット症候群】 広汎性発達障害の一種。女児に発症する進行性の神経疾患で、生後6か月を過ぎてから発症し、目的をもった手の動き、歩行、会話などが困難となる。手をもみ合わせる、手をたたく、手を口に入れるなどの動作を繰り返すのが特徴。知的障害を伴い、周囲への反応が乏しくなる。1966年ウィーンの小児科医A=レットがこの症例を報告。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例