20世紀西洋人名事典 「レナードウォーレン」の解説
レナード ウォーレン
Leonard Warren
1911.4.21 - 1960.4.4
米国のバリトン歌手。
ニューヨーク生まれ。
1938年にメトロポリタン歌劇場のオーディションに合格し、翌年同劇場「シモン・ポッカネグラ」でデビューした。生涯メトロポリタン歌劇場を代表するバリトーノ・ドラマティコとして活躍した。暗く、重い声で、マクベス、ドン・カルロなど劇的な役柄を得意としていた。代表的なレコードとして、プレヴィターリ指揮の「運命の力」全曲、トスカニーニ指揮の「リゴレット」などがあげられる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報