ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レナーヌス」の意味・わかりやすい解説
レナーヌス
Rhenanus, Beatus
[没]1547.7.20. シュトラスブルク
ドイツの歴史家,人文主義者。別名 Beatus Bild。 1505年パリ大学で学位を得,そこでアリストテレス哲学を研究。さらにドイツ古代史を研究し,タキツス,リウィウスらの古典資料を編纂,出版した。また初期ゲルマン史のパイオニア的な著書『ゲルマン事跡』 Res Germanicae (1531) を残した。エラスムスとも親しく,その著作の出版にも尽力した。
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