化学辞典 第2版 「レニホーミング法」の解説
レニホーミング法
レニホーミングホウ
Rheniforming process
アメリカのChevron Research社が開発したナフサの接触改質法.白金-レニウム-アルミナというバイメタリック触媒をはじめて使用した.アルミナ担体上に高分散担持した白金微粒子の周囲を,レニウムが取り囲み,白金粒子の焼結を防ぐことで,反応中の水素圧を低下させることができ,芳香族炭化水素の収率を向上できる特徴がある.現在は,UOP社に統合されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報