レーザー光変調結晶(読み)レーザーコウヘンチョウケッショウ

化学辞典 第2版 「レーザー光変調結晶」の解説

レーザー光変調結晶
レーザーコウヘンチョウケッショウ
laser-ray modulation crystal

レーザー光変調に用いられる結晶.光の変調とは,電気信号に応じて光の強度,位相,周波数を変化させることであり,多くの場合,電場によって屈折率が変化する強誘電体結晶の電気光学効果を利用する.このため結晶としては,透明で電気光学係数が大きいこと,良質の単結晶がつくりやすいこと,レーザー光による損傷を受けにくいことなどの条件が必要である.現在まで,ニオブ酸リチウムタンタル酸リチウム,KTN単結晶,ニオブ酸ナトリウムバリウムなどが開発されている.これらの結晶は非線形光学結晶などともよばれている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む