20世紀西洋人名事典 「レーモンアロン」の解説
レーモン アロン
Raymond Aron
1905.3.14 - 1983.10.17
フランスの歴史学者,社会学者,ジャーナリスト。
ソルボンヌ大学教授,コレージュ・ド・フランス教授,フィガロ誌論説委員,仏アカデミー会員。
パリ生まれ。
第二次大戦中は自由フランス紙編集長としてド・ゴールに協力していた。その後、「タン・モデルヌ」紙、「フィガロ」紙などの編集に携わる。歴史学者としては歴史の法則よりも、具体的事実を主観により理解することを重んじ、マルクス主義を批判していた。著書に「現代ドイツ社会学」(1935年)、「知識の阿片」(’55年)、「社会学思想の諸段階」(’67年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報