ロッキング脱線(読み)ロッキングダッセン

デジタル大辞泉 「ロッキング脱線」の意味・読み・例文・類語

ロッキング‐だっせん【ロッキング脱線】

地震の強い横揺れによって起こる列車脱線左右車輪が交互に浮き上がる状態で走行を続けるうちに、車輪のフランジレールの上面に乗り上げ、脱線する。
[補説]平成16年(2004)の新潟県中越地震による上越新幹線脱線事故の原因とされる。防止策として、レールの内側に並行して脱線防止ガードを敷設したり、列車の台車中央部に金属製の逸脱防止ストッパーを取り付けるなどの対応がとられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android