上越新幹線脱線事故

共同通信ニュース用語解説 「上越新幹線脱線事故」の解説

上越新幹線脱線事故

2004年10月23日午後5時56分ごろ、マグニチュード(M)6・8、最大震度7の新潟県中越地震が発生、同県長岡市内を時速約200キロで走行していた東京発新潟行き上越新幹線とき325号(10両編成)が脱線レールなどを壊しながら約1・6キロ走行して止まった。全体で40ある車軸のうち22が脱線、客席の窓が一部破損したが転覆はせず、乗客乗員154人にけがはなかった。東海道新幹線が開業した1964年以降、営業中の新幹線で初の脱線事故。全線の運転再開まで約2カ月かかった。11年の東日本大震災では東北新幹線で脱線したが、試運転のため乗客はいなかった。

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