20世紀西洋人名事典 「ロバートシオドマク」の解説
ロバート シオドマク
Robert Siodmak
1900.8.8 - 1973.3.10
米国,ドイツの映画監督。
テネシー州メンフィス生まれ。
「フィルム・ノワールの巨匠」として知られ、両親が旅行滞在中の米国で生まれる。1925年ウーファー社に入社、助監督、脚本家などを経て、’29年監督となるが、ナチス政権掌握後の’33年パリに逃れ、後に’40年に渡米。’44年「幻の女」で認められ、「らせん階段」(’45年)、「都会の叫び」(’48年)などを次々と製作、アルフレッド・ヒッチコック、フリッツ・ラングと並ぶ’40年代ハリウッドの「スリラー」の代表的監督となる。映画監督シオドマク,クルトは弟である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報