20世紀西洋人名事典 「ロバートロビンソン」の解説
ロバート ロビンソン
Robert Robison
1883 - 1941.6.18
英国の生化学者。
元・ロンドン大学教授,元・リスター予防医学研究所生化学部長。
ニューアーク・オン・トレント生まれ。
1931年リスター予防医学研究所生化学部長となり、ロンドン大学教授に就く。リン酸エステルが解糖作用に重大な意味をもつことを発見し、酵母発酵液や筋肉抽出液中に見出されるグルコピラノース・モノ燐酸のひとつはロビンソン・エステルと呼ばれている。著書に「The Significance of Phosphoric Esters in Metabolism」(’32年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報