20世紀西洋人名事典 「ロバート・J.リフトン」の解説
ロバート・J. リフトン
Robert Jay Lifton
1926 -
米国の精神科医。
エール大学教授。
ニューヨーク生まれ。
ニューヨーク・メディカル・カレッジ医学博士号を取得。1952〜53年空軍の精神科医として日本、韓国に勤務後、極東に滞在し、中国の思想改造研究についての「Thought Reform and the Psychology of Totalism」(’61年)を発表。続いて東京において日本の学生運動、広島での原爆者についての研究を行い、「死のうちの生命―ヒロシマの生存者」(’71年)を出版。’56〜61年ハーバード大学東アジア研究センター研究員を経て、エール大学医学部教授を務める。妻のベティも知日家で「二度生まれて」(’82年)を出版している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報