20世紀西洋人名事典 「ロミーシュナイダー」の解説
ロミー シュナイダー
Romy Schneider
1938.9.28 - 1982.5.29
オーストリアの女優。
ウィーン生まれ。
父は俳優ボルフ・アルバッハ・レティ、母は女優マグダ・シュナイダー。1955年「プリンセス・シシー」シリーズで人気を得、’58年「恋ひとすじに」で共演したアラン・ドロンと婚約するが,後に解消。しばらく低迷期が続いたが、’67年「夏の夜の10時30分」で見事にカムバックする。私生活では2度の結婚によって一男一女を儲けたが、’81年息子を失い、翌’82年薬物過剰服用で死去。その生涯において、死までの最後の10年間は「華麗なる女銀行家」などで好演し、女優として最も輝きをみせた時期であった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報