20世紀西洋人名事典 「ロリンマゼール」の解説
ロリン マゼール
Lorin Maazel
1930.3.6 -
米国の指揮者。
ウィーン国立歌劇場総監督。
パリ近郊ヌイイ・シュル・セーヌ(フランス)生まれ。
アメリカのピッツバーグで育ち、早くから音楽的才能を発揮し、少年時代から一流楽団を指揮して神童と騒がれる。1945年ヴァイオリン奏者としてデビュー、’49年ピイツバーグ交響楽団副指揮者を経て、’51年イタリアに留学。翌’60年バイロイト音楽祭に登場して注目される。’65年ベルリン・ドイツ・オペラ音楽監督、ベルリン放送交響楽団主席指揮者、’72年クリーブランド管弦楽団音楽監督などを歴任し、’82年にはウィーン国立劇場総監督。カラヤンに続く世代の最も活動的な指揮者の一人として知られ、’63年初来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報