20世紀西洋人名事典 「ロヴィスコリント」の解説
ロヴィス コリント
Lovis Corinth
1858.7.21 - 1925.7.17
ドイツの画家。
東プロイセンのターピアウ生まれ。
ケーニヒスベルクの美術学校を出、1884年よりパリのアカデミー・ジュリアンでアドルフ・ブグローに学ぶ。ミュンヘンで写実主義の影響を受け、1900年よりベルリンで活動。ドイツ印象派の中心的画家。ベルリン分離派同盟の有力メンバーの一人。作風は写実的なものから色彩・筆致の自由奔放さを示し、晩年は表現主義的傾向が強まる。作品は「ミュンヘンのアトリエからの眺め」「ヴァルヒェン湖畔での自画像」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報