20世紀西洋人名事典 「ローズマコーレー」の解説
ローズ マコーレー
Rose Macaulay
1889.(1881.説あり) - 1958.10.30
英国の小説家。
ケンブリッジ生まれ。
ケンブリッジ大学の古典学者G.C.マコーレーの娘。イタリアで幼児期を過ごし、オックスフォード大学在学中の1911年に処女小説「谷間の捕らわれびと」を発表。キリスト教的視点からする知的、風刺的な作品を書いた。後にケンブリッジ大学で英文学を講じた。生涯独身。他の作品に「ポーター家の人々の思想」(’20年)、「危険な年ごろ」(’21年)、「白痴の話」(’23年)、「外国行き」(’34年)、「ひとりで居たい」(’37年)、「思わくの外」(’40年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報