ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローヌ県」の意味・わかりやすい解説 ローヌ〔県〕ローヌRhône フランス南東部,ローヌアルプ地域 (レジオン) の県。マシフサントラル (中央山地) 北東部,旧リヨネ州にある。県都リヨン。北から流れるソーヌ川に,東のアルプスから下ってきたローヌ川がリヨンで合流し,南下する。霧が多く,夏は暑く冬は温暖。河谷ではコムギとテンサイがつくられ,低い丘陵では有名なボージョレ・ワインのためのブドウが栽培される。工業県で,特に絹織物と被服工業は有名であるが,県人口の4分の3を占めるリヨンを中心に金属・化学工業なども盛んである。面積 3249km2。人口 150万 8966 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by