ローラーホッケー(英語表記)roller hockey

翻訳|roller hockey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローラーホッケー」の意味・わかりやすい解説

ローラーホッケー
roller hockey

ローラースケート競技の一つで,スケート靴はき,滑走しながらスティックパスドリブルをしてボールを進め,相手ゴールにシュートしてその得点を競う。リンクホッケーともいう。 1924年国際ローラースケート連盟 FIRS (現国際ローラースポーツ連盟 FIRS) 設立と同時に国際ルールが制定され,1936年には第1回世界選手権大会が開催された。日本では 1951年に初めて競技が行なわれ,1953年日本ローラースケート連盟の設立を機に公式競技として実施されている。標準リンクは 40m× 20mで,木製フェンスに囲まれている。競技は5人編成 (ゴールキーパー1人) のチーム同士で行ない,10分間のハーフタイムをおき前後半各 20分戦う。キーパー以外はスティックでのみしかボールを扱えない。反則に対しては,その程度により間接フリーヒット,ペナルティシュートが相手側に与えられる。 1992年のバルセロナ・オリンピック競技大会で公開競技となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android