岩石学辞典 「ワイオミング岩」の解説 ワイオミング岩 斑状のKに富んだ細粒の熔岩または脈岩で,小さい赤い金雲母の結晶が平行に配列し片理に見えるもの.金雲母の斑晶が,透輝石,リューサイトを含む非顕晶質の石基の中に存在する[Cross : 1897].ランプロアイトの一種である.金雲母白榴岩という方が適当である.米国ワイオミング州のリューサイト・ヒル(Leucite Hill)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報